aptanaでAIRアプリ開発環境構築
Adobe AIRアプリケーションの開発環境を構築しようと思っていろいろ探してみたら、HTML/JavaScript/CSSの統合開発環境として名を馳せている「aptana」にAIRアプリケーション生成機能プラグインがあるらしいので早速使ってみる。
aptana
aptanaには有料版の「Professional Edition」と無料版の「Community Edition」があるので、無料版をダウンロード。
ダウンロードしたexeファイルを実行し、インストーラに従ってインストール。
aptanaを起動すると、作業領域の場所を聞かれるので任意のディレクトリを指定する。（後で変更可能）
aptana起動後に自動的に修正パッチ等があるか、アップデート情報を調べてくれます。
更新情報があるとダイアログが表示されるので、それに従いインストールする。
更新を適用する為、aptanaを再起動。
中央のビューにAptana Start Pageが表示されます。
Pluginの部分にAdobe AIR開発環境の構築フロー（英語）に沿って進めます。
Adobe AIR runtime
※上記Aptana Start Page上のリンクからダウンロードしたけど、exe形式じゃなかったのでAdobe Labsからダウンロード。
exeファイルを実行して、インストール。
Adobe AIR SDK Beta
ダウンロードしたzipファイルを解凍して、任意のディレクトリに格納。
※Adobe Laboでもダウンロードできます。
aptana plugin for Adobe AIR support
Aptana Start Page上のリンクをクリック。
updatesウィンドウが表示される。
「Adobe AIR support」にチェックを入れ、「Next」を押下。
ライセンス内容が表示される、同意するにチェックを入れ「Next」を押下。
インストール内容が表示さる、「Finish」を押下。
署名が無い旨の警告が出るがかまわず「Install All」を押下。
aptanaを再起動。
aptanaの設定
メニューの「Window→Preferences」を選択。設定ダイアログ起動。
設定ツリーの「Aptana/AIR SDKs」を選択。
「add」を押下し、先ほどインストールしたAdobe AIR SDK Betaのディレクトリを指定。名前は適宜分かりやすい名前で。OKを押下。
設定ツリーの「General/Workspace」を選択。
Text file encodingに、otherにチェックを入れ、「UTF-8」を選択。
設定ダイアログの「OK」を押下。
AIRプロジェクトの作成
ここでは「HelloWorld」表示アプリを例にします。
メニューの「File→New→Project」を選択。
ウィザードが起動するので、ツリーから「Adobe AIR → AIR Project」を選択し、「Next」ボタン押下。
プロジェクト名に"HelloWorld"と入力し、「Next」ボタン押下。
適宜、Name、Description、Copyright、アイコン画像を入力し、「Finish」を押下。
これでHelloWorldプロジェクトにいくつかのファイルが作成されます。
HelloWorld.htmlには、aptanaが用意したデフォルトhtmlが記述されているのでそれを書き換えます。
AIRファイルの生成
Projectビューのプロジェクト「HelloWorld」を右クリック→Exportを選択。
Exportダイアログにて、ツリーから「Adobe AIR → Adobe AIR Package」を選択し、「Next」ボタン押下。
パッケージに含めるコンテンツを確認し、「Finish」を押下。
しばらくするとプロジェクトツリーにAIRファイルが追加される。
